北上大のレコーディングダイエット科学的検証|ダイエットのカロリー計算は本当に成立するのか

北上大がレコーディングダイエットを科学的に検証する。元ケミカルエンジニアの64歳の管理人が、自らの身体を材料として、エネルギー需給バランスと体重変化のデータを測定しながら、日々の摂取カロリーと消費カロリーを赤裸々に表示して、グラフで確認する。 果たして、摂取カロリーと消費カロリーのバランスで、体重コントロールは本当に成立するのか。

一人一人の目的・体に合わせた個別のトレーニングメニューを処方する新感覚トレーニング
 『Dr.9 (ドクター9)』須賀一柳 (スガカズヤ )

カテゴリ:ダイエット理論 > 書籍紹介

ネット情報は、玉石混交だから、自分で情報の価値を判断しなければならないと理解している人がどのくらいいらっしゃるでしょうか。

ネット書いてあったからと頭から信じていはいけません。

とんでもないことが書いてあるサイトをみつけました。

『簡単! 確実! ダイエット方法スクール ~簡単に痩せる秘密~』
と言うサイトですが、でたらめなことばかり書いています。 

全体にウソばかり書いていますが、特にひどいのは次の2つ。 

カロリーは関係ない 
1日のカロリー摂取量を決めて、日々の食事のカロリーをチェックして、なるべくカロリーの少ないものを選ぶようにして食品を選ぶ。でも、現実にはうまくやせていってはいないのではないでしょうか。そんな実体験でもわかるように、ただカロリーを減らすだけではダイエットはうまくいかないのです。 


油抜きは逆効果
今までは油抜きダイエット方法に励んでいませんでしたか?でも、油は無理に抜かなくていいのです。オリーブオイルやごま油、しそ油、亜麻仁油など、質の良い天然の植物油ならどんどん摂っても大丈夫なのです。
 
何も科学的な根拠を示さず、カロリーは関係ないなどと嘘を書く人の気持がまったく理解できません。

摂取カロリーと消費カロリーの差が、体重になることは、当たり前のことです。
カロリー制限ダイエットでうまくいかなかった人がいるなら、やり方を間違えているのであって、カロリー理論を否定する材料にはなりません。

油のことについてもそうです。
ダイエット中の人に対して、どんどん摂っても大丈夫ですなどと、何を根拠に書いているのかと読んでみましたが、根拠はありません。

良質の油が必要であることは理解しますが、当然必要最小限の限られた量を効率よく摂るべきであって、どんどん摂っても大丈夫なはずがありません。 

一見きれいな画面作りをしているので、騙されてしまう人も多いでしょう。

これはひどいです。 

書籍のタイトル
  『一生モンのやせ体質になる 1分間集中ダイエット』
浜内千波著 株式会社小学館 2011年1月22日 初版第1刷発行

著者の浜内さんは、1995年生まれ1980年にファミリークッキングスクールを開校。
その後、キッチン用品ブランド「Chinami」を立ち上げ、テレビ雑誌などで活躍中
サイトは、浜内千波の楽しいキッチン 
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この本は、ダイエットの方法論を書いているのではなく、ワンポイントの注意点を集めたようなものです。

1分間集中して考えると、脳のエネルギー消費量が増加して、ダイエットに役立つなどと、科学的な根拠に乏しい表現もあるので、全部を鵜呑みにしない方が良いでしょう。

料理の先生ということで、食べ物に関するワンポイント知識が、箇条書きのように並んでいます。

例えば、食べ方の順番で「ばっかり食べ」を勧めています。
 まず、スープ、次に野菜、そしてメインの肉魚、我慢できるならここで止める。
 どうしても食べたければ、パンやご飯を少々。
これが、やせるための食べ方だそうです。


・飲み会では、低カロリーのおつまみを食べることからスタート

・お肉を食べるなら鶏肉。皮なしで使います。 

・生野菜を摂るための野菜サラダでは、ドレッシングに注意。

最後に7つの新常識としてまとめています。
1)「1分間の集中」で脳のエネルギー消費をアップする。
    (北上大の見解:これは科学的根拠が希薄な感情論です)
2)「気配り」で脳のエネルギー消費を高め、人間関係もプラスにする。
    (北上大の見解:人間関係プラスになるけど脳のエネルギー消費は変わりません)
3)1分間、姿勢を正して、おなかを引っ込めることで「くびれ」を作る。
    (北上大の見解:これは正論ですから、積極的にやりましょう)
4)早食いでも真剣に食べれば、ダラダラ食い、ムダ食いよりやせる効果あり。 
    (北上大の見解:一般論と逆です。
             精神論的に同意できればよいでしょうが、少数派かと)
5)目に見えない塩分に気をつければ、自然に低カロリーになる。
    (北上大の見解:これは仰るとおりでしょう。どこまで低塩分に対応できるか)
6)スイーツは、成分を見て選べば、食べてOK
    (砂糖とバターが成分表の上位にあるものはダメ)
7)食べすぎたら「掃除」をして、家も。こころもピカピカにする。
     (運動とは、スポーツだけのことではありません。家事も運動です)

こんな感じですから、ダイエットの方法論ではありません。
ワンポイント・アドバイス集。

使える技を選んで、試してみれば良い。

わざわざ出版するほどのことはない。
わたしのこのブログのほうが、よほど情報量が多いと思う。 

書籍のタイトル
  『いつまでもデブと思うなよ』
岡田斗司夫著 
新潮新書 2007年8月20日発行
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レコーディングダイエットと言う言葉のきっかけを作ったと言われる名著です。 
オタク学の権威である、大阪芸術大学客員教授の岡田斗司夫が、117キロから67キロまで、1年間でなんと50キロも減量した記録です。

どんな方法を使ったかというと、ただ単純に食べたものをノートに記録するだけだということです。

ポテトチップ、アイスクリーム、ピザ、菓子パンなど、とにかく口に入れたものは、何でもその時刻と量をノートに記録するだけのこと。

著者は、このダイエットの過程を飛行機の飛び方に例えて、

  1)助走 → 2)離陸 →  3)上昇 → 4)巡航 

の、4段階に分けています。

1)助走
  とにかく、5ヶ月間、食べたものと体重をを記録するだけ。
  節制しようとか、食事制限とかは一切なしで、我慢はしません。 
  でも、メモを取るだけで10キロ体重が減ったということです。
  117キロもある超級のデブだから、10キロなんて誤差範囲だったのかもしれませんが、とにかく減ったと。
 
2)離陸
  メモを元にして、カロリー計算をしてみたら、どんなものが高カロリーかがわかってきた。
   (5ヶ月間もかけて研究しなくても分かりそうなものだが、実感として分かったということのようです)
  この頃は、一日に4000kcalとか6000kcalとか食べていたらしいので、太るのは当たり前ですね。
  この段階では、カロリーの計算をするだけで我慢はせずに、
       何を減らしたら効果がありそうか想像するだけです。 

3)上昇
  離陸段階で想像したカロリー抑制を実行してみると、ぐんぐん体重が落ちる。
  毎日体重計に乗るのが楽しみで 仕方なくなり、食べること以上に体重減少に喜びを見出すように感じる。
  「ついでにポテトチップを買おうか」と思った時に、
  「まてよ、これで450kcalならやめておこうか」と自然にブレーキが掛かり、決して辛くはない。 
  一日1500kcalを目標にしたが、オーバーしたら数日間の平均値でカバーするようになった。
  水を毎日2リットル飲む。

4)巡航
  「75日目の変化」による飢餓感、落ち込みをどう克服するか、いろいろ試してみる。
  この辛い期間は、2週間ほど。
  これを乗り越えれば、脳も身体も現状受け入れに納得する。これで卒業。


最初に、食べ物の記録をやろうとしたことが、既にダイエットへの心構えができていたことに気付くべきだと思います。
この通りにだれでも成功するわけではありませんが、考え方を整理するためにも、読んでみることをお勧めします。

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書籍のタイトル
 『あなたは絶対やせられる! マイセルフダイエット』
平野美由紀著 
株式会社あさ出版 2005年5月21日第1刷発行
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最近読んだダイエット本の中では、最も共感できる本です。

ダイエットの理屈は、〔摂取エネルギー〕が〔消費エネルギー〕よりも小さく抑えなければならないのですが、ほとんどのダイエット本は、その事実を隠して、食べ物の種類とか精神論に置き換えてしまいます。

所詮、人間だって物質界で生きている動物なので、体重というものは、エネルギー収支でしか、変動しないのです。

この本は、その点を踏まえて、出来る範囲で少しずつ詰めていこうよ、と言う考え方で、とてもいいです。

ダイエットを、山登りに例えています。

山に向かって登り始めたら、下らない限りは、山頂に近づいていくのだから、下がってしまうのはもったいない。
その高さを維持しながら時機を待って、その気が充実したら、また登り始めれば良い。

そうなんです。

ダイットだと頑張って、体重を落としたあと、途中で止めてしまって自暴自棄になる。
これがリバウンドの理屈です。

ダイエット期間中の中休みがあっても構わないんです。

もう一つ、良い言葉があります。

ダイエットの成功は、
  あなたのゴールではなく、
    新しいスタートです。


これはいいですねぇ。

リバウンドというけれど、結局は、やめてしまっただけのことです。
ヤセるための努力を止めたら、元に戻るのはアタリマエのことで、リバウンドなんて、他人のせいにするような言葉自体が許せません。
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書籍のタイトル
  『世界一きれいになるモレノ博士の17日ダイエット』
   一生太らない! 絶対リバウンドしない!

全米No.1のダイエット・カリスマ Dr.マイケル・モレノ著
順天堂大学大学院協力研究員 ダニエラ・シガ訳 
株式会社日本文芸社 2012年1月30日 第1刷発行
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裏カバーから
 1)とにかく「結果がすぐ出る」ダイエット!
  「時間をかけてダイエット」は間違いです!
 2)大事なのは「これだけ」です!
 どんどん「体脂肪」を燃やしましょう! 
 3)第1サイクル「促進期」
 健康的に、激ヤセします!
 糖と毒素を排出し、減量しやすくする!
 4)第2サイクル「活性期」
 「低カロリー」と「高カロリー」の交互ダイエット
 体脂肪はつねに燃焼モード!
 5)第3サイクル「確立期」
 「理想体重」が定着します!
 幅広いヘルシーな食品を適量に食べて減量!
 6)第4サイクル「達成期」
 どんなに食べてもリバウンドしません!
 週末は大いに楽しみましょう。 

うまいこと書いているけど、
   (1)~(5)は、食事制限の修行(摂取カロリー制限)
   (6)はウソです

食事制限と単純に書いてしまうと、読者がやる気を起こさなくなるので、色々と理屈を書き並べていますが、要は、摂取カロリーを減少することに他なりません。

ただ、単純に食べ物を減らせと言われるよりは、多少なりとも納得してからのほうが、取り組みやすいということですね。 

17日間と言けれども、促進期=17日間 + 活性期=17日間 + 確立期=17日間、
すなわち、51日間の修行を積んで、達成期=無限 に突入するのです。

促進期から確立期 までの、参考メニューが並んでいるけど、アメリカ式メニューなので、日本食中心のわたしにはどうにも馴染みません。

促進期のサンプルメニューのカロリーを試算して、みましょう。
 ・朝食  スクランブルエッグ(玉子2個)、りんご1個、緑茶1杯 = 394kcal(推定)
 ・昼食 タコ野菜サラダ(タコ60g、野菜300gと想定)、緑茶1杯 =109kcal(推定)
 ・夕食 野菜鶏肉炒め(皮なし鶏肉60g、野菜250g、オリーブオイル)、緑茶1杯=156kcal(推定)
 ・間食 りんご1個 =92kcal
 ・合計 751kcal

仮に、30歳で身長155cm、体重45kgの小柄な女性の基礎代謝量を計算すると、1176kcalです。
平均的な生活運動をしていれば、ほぼ2000kcalのエネルギーを必要としています。

こんなに小柄な女性でも痩せるような食事ですから、成人ならだれでも劇ヤセするでしょうよ。

頑張って17日×3サイクル=51日間の修行をして達成期になったとします。

さぁ、これで食べ放題だ、とはなりません。

ドクターモレノの詭弁は、「週末だけは食べ放題でいいですよ」ということなのです。
だけど、平日は、修行中のダイエットメニューで頑張ってください。と。


アタリマエのことです。
この方法論は、わたしも賛成です。

いくら食べてもリバウンド無し、なんてことはあるはずがありません。

世界がどう変わったって、〔摂取エネルギー〕が〔消費エネルギー」より大きければ、太るに決まっているのです。

毎日が制限ばかりの生活では辛いので、1週間を単位と捉えて、1週間の平均値で〔摂取エネルギー〕を小さくしようと言う考え方ですね。

とても、リーズナブルです。


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書籍のタイトル
  『プチ断食ダイエット』
いしはらゆうみ著 
株式会社サンマーク出版 2002年12月24日初版発行

この本をアマゾンから購入する
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我慢のダイエットは続かない
と20ページに書いているが、
この本の内容を、我慢と言わないとしたら、なんと表現したら良いのだろうか。

しょうが紅茶を飲めば、空腹を感じないなんてことはない。
わたしは、しょうが紅茶を飲んでも、モノを食べたいと思うので、
この本はまったく役に立たなかった。



ダメなダイエットの例を4つ書いているが、それぞれ、正しい用法であればダイエット効果があるとしながら、失敗例をあげて、全体がダメだとの論法だが、すごく勝手な理屈だ。

 (1)エステサロンやフィットネスクラブ
    通っている間は痩せるけど、終わったら安心してリバウンドするから→失敗

 (2)通販のダイエット器具
    使わないでホコリをかぶっているでしょう。
    いつでも好きなときに自由にできるってことは、いつでもやらないっことにつながる→失敗  

 (3)サプリメント
    ・食品の吸収阻害、キチン、キトサン、小麦エキス、米胚芽エキスなどの食物繊維
    ・体脂肪をたまりにくくするカプサイシン、ガルシア、異性化リノール酸
    ・食欲を抑えるセントジョーンズ
    ・糖質の吸収を抑えるギムネマ、カイアポイモ
    ・便秘を解消する難消化デキストリン
    早く痩せたいから多く飲むとか、正しい効能を理解していないから無茶をする。
 
 (4)単品ダイエット 
    ・リンゴダイエット、こんにゃくダイエット→食べるのを我慢するからリバウンドが大きい

で、この本が勧める食事はというと、幾つかのグレードがあるが、106ページの例
   ・朝食 にんじん・りんごジュース コップ2.5杯〈これを朝食と言うのか?〉
   ・10時 しょうが紅茶 1~2杯
   ・昼食 にんじん・りんごジュース コップ2.5杯〈これを昼食と言うのか?〉
   ・15時 しょうが紅茶 1~2杯
   ・夕食 にんじん・りんごジュース コップ2.5杯〈これを夕食と言うのか?〉

プチ断食は、絶食する断食とは違うというけれど、これは辛い。

とてもじゃないが、この方法は、わたしは実行する気はありません。

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書籍のタイトル
『食べても太らない世界一美しくやせるダイエット』 
   2週間で5キロ減から始める 
王尉青著  株式会社 三笠書房 2009年8月30日第1刷発行

この本をアマゾンから購入する
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わたしには絶対できない
無理無理ダイエット法だ。
これが実行できる人は、仙人になる資格があると思うくらいだ。

タイトルに嘘がある。
『食べても太らないなんて、大嘘、食べなきゃ太らない究極のダイエット法』 
と改題すべきだ。


この本を読んでダイエットできる人がいたら、すごく意志の強い人だと思う。

だって、最初の2週間は、ほぼ絶食位状態を要求している。
著者は、食べるダイエットだというが、わたしから見れば、絶食に近い。


最初の2週間のメニューはたったこれだけ  
朝食: プレーンヨーグルト コーヒーカップ1杯
昼食: 葉物野菜 両手に1杯分
    (できればドレッシングは使わず生でそのまま)

夕食: 具なしスープだけ 
    (何杯飲んでも良いが、その場合は薄めること)
これを食事と定義付けることが異常だと思う。
こんなものだけで、2週間を過ごせば、そりゃ痩せるでしょうよ。

次の2ヶ月のメニューは、これ  
朝食: プレーンヨーグルト+フルーツ
昼食: 野菜サラダ+トッピング(タンパク質)
夕食: 野菜入りスープ カップ1杯
最初の2週間と殆ど変わらない。
こんなものは、食事じゃない、仙人が食う霞と同類だと思う。
これで、2ヶ月過ごしたら、必ず痩せますよ。そりゃ。

2年間の常食がこれ 
朝食: ヨーグルト+フルーツ+ご飯(パン)+おかず
昼食: 野菜サラダ+タンパク質の料理
おやつ: 一口程度
夕食: 野菜がメインの料理
他に、一日4.5食で体質を変えるというが、とても食事じゃないよ、これは。

この通りやれば、必ず痩せるのは保証しよう。
だ・け・ど・
食事を楽しもうとする一般凡人には、絶対につとまらない、仙人向けのダイエット法だ。

無理・無理、 ビールだって飲みたいし。 


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